防犯カメラの種類【アナログ】| CCTV・AHD・HD-SDI
現在の防犯カメラ・監視カメラも高画質化が進み、HD画質、フルHD画質が標準となってきました。
アナログ画質はCCTV/CVBS、HD・フルHD画質以上には、HD-SDI、EX-SDI、AHD、HD-TVI、HDCVIと呼ばれる規格があります。
防犯カメラにおけるアナログカメラの主な呼称
CVBS(コンポジット映像信号)を用いたHD画質以前の防犯カメラをアナログカメラ、CCTVカメラ等といいます。AHDカメラは、従来のアナログカメラのメリットを生かしながらHD・フルHD画質で撮影、録画を可能にした防犯カメラです。
また、HD-SDIカメラは、フルHD画質が標準であり、200万画素数以上の高画質カメラが多数あります。
アナログ(CCTV・AHD・HD-SDI)カメラの配線方式
CCTV・AHDカメラの配線は、 アンテナの配線などで使用する同軸ケーブルを使用します。
映像信号のみ、 最長100m まで配線することが可能です。その際、カメラの近くに電源を用意する必要があります。 また、同軸ワンケーブル方式対応カメラの場合は、最長500mまで配線が可能になります。
同軸ワンケーブル方式は、業務用のカメラで多く使用される方法です。こちらは専用の電源ユニットを使用し、1本の同軸ケーブルで電源と映像信号を同時に送ることができます。
HD-SDIカメラの配線も CCTV・AHDカメラと同様に同軸ケーブルを使用しますが、非圧縮で映像伝送を行うため、 CCTV・AHD カメラに比べると映像伝送距離が極めて短くなります。