1.KB5009543 / KB5009566適用後、VPNに接続できない
2022年1月12日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 バージョン21H2 / 21H1 / 20H2用セキュリティ更新プログラムKB5009543、または、Windows11 バージョン21H2用セキュリティ更新プログラムKB5009566をインストールすると、VPNに接続できなくなるという不具合報告が多数出ています。
2. Microsoftが不具合を認め、更新プログラムを緊急リリース
Microsoftは、VPNの接続ができなくなる不具合を修正したWindows10 21H2 / 21H1 /20H2用更新プログラムKB5010793やWindows11 21H2用更新プログラムKB5010795、Windows Serverが勝手に再起動する不具合などの修正した2022用KB5010796等を緊急リリースしています。
3.対処方法
2022年1月17日に緊急リリースされた以下の更新プログラムはこの不具合を修正します。
Windows10 21H2 / 21H1 /20H2用更新プログラム・・・KB5010793
Windows11 21H2用更新プログラム・・・KB5010795
となっているようですが、現時点(2022年2月2日)では、WindowsUpdateをオプションの更新プログラム(ドライバー更新プログラムを除く)を適用することで問題は解決できるようです。
- Windows10
『スタートボタン』 → 『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『更新プログラムのチェック』
表示された更新プログラムをすべてインストールします。
それでもダメな場合はオプションの更新プログラムでドライバー以外の更新プログラムをインストール - Windows11
『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新プログラムのチェック』
以下、Windows10と同様にWindowsUpdateを最新にします。