サロンの予約が増えることは嬉しい。でもその分、DM対応の時間も増えていく。
「返信しなきゃ」「確認しなきゃ」と、いつもスマホを手にしていた。
仕事が順調なはずなのに、なぜか心は落ち着かない。
夜遅くまで返信をして、気づけば自分の時間がなくなっていく──そんな日々を過ごしていました。
お客様とのやり取りを大切にしたい一方で、
「このままでは続けられない」と感じたタイミングで出会ったのが、
Instagramと連携できる予約システム「エルグラム」。
それは、“手放す勇気”がくれた小さなきっかけ。
効率化ではなく、「自分らしい働き方」を取り戻すための第一歩でした。

予約のやり取りが、私の心をすり減らしていた。
ネイルサロンを始めて3年。ありがたいことにお客様は少しずつ増えてきました。
けれど、嬉しいはずの忙しさの中で、私は次第に“時間”を失っていったのです。
「この時間、空いてますか?」
「DM見てもらえましたか?」
そんなメッセージが、夜遅くにも届くようになりました。
返信を待たせたくなくて、ついスマホを手に取る。気づけば深夜。
「お客様に迷惑をかけたくない」という気持ちが、いつの間にか“焦り”に変わっていました。
お客様との関係を大切にしたい気持ちは強かったけれど、
その分、心の余裕がなくなり、ネイルをデザインする時間さえも追われるように感じていました。
そんなある日、「これ以上このやり方では続かない」と気づいたのです。
「DM対応が仕事の半分」そんな日々に感じた限界
予約管理はすべてInstagramのDM。
カレンダーを確認しながら空き時間を送る、やり取りを何度も重ねる。
お客様が増えるほど、DM対応が仕事の半分を占めるようになっていきました。
「デザインの勉強がしたい」「撮影に時間を使いたい」と思っても、
実際は予約調整と返信で一日が終わってしまう。
気づけば、サロンワーク以外の“事務作業”に追われる毎日でした。
でも、効率化ツールを探す時間もなく、「自分一人でなんとかするしかない」と思い込んでいたんです。
そんなときに出会ったのが、Instagram連携型の予約システム「エルグラム」でした。
エルグラムとの出会いで、Instagramが“予約導線”に変わった
エルグラムを導入して驚いたのは、「DM対応がゼロになった」こと。
Instagramの投稿やプロフィールから直接予約ができるようになり、
お客様が空き状況を見て自分で予約を確定できる仕組みに変わりました。
これまでのように「〇日は空いてますか?」と聞かれることもなく、
お客様も私もストレスなくスムーズにやり取りできるようになりました。
キャンセル待ちやメニュー変更も自動で反映されるので、管理の手間も大幅に減少。
DMでの個別対応がなくなったことで、
Instagramが“問い合わせ窓口”ではなく、“予約導線”として機能するようになったのです。
これは、私にとって大きな転機でした。
「余白の時間」が、デザインと笑顔を増やしてくれた
エルグラムを使い始めてから、心にも時間にも余裕ができました。
DMの返信に追われていた時間を、ネイルデザインの研究や写真撮影に使えるようになったのです。
それだけでなく、「予約がスムーズになって嬉しいです」というお客様の声も増えました。
少しの仕組み化で、自分の働き方も、お客様との関係も変わる。
今では、予約管理に悩んでいた頃の自分に「もっと早く導入していいよ」と伝えたいくらいです。
“余白のある働き方”は、ただの時短ではありません。
自分の好きなこと・得意なことに集中できる時間を取り戻すこと。
それが、私にとっての働く幸せになりました。
