インボイス枠の概要
「インボイス対応類型」及び「複数社連携IT導入類型」の2類型を設け、新型コロナウイルス感染症等の影響を受けつつも、生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者等を支援するとともにインボイス制度への対応も見据えつつ、企業間取引のデジタル化を強力に推進するため、「通常枠」よりも補助率を引き上げて優先的に支援します。
デジタル化基盤導入枠に申請するためには、【会計・受発注・決済・EC】の4つの機能のいずれかを保有するソフトウェアであることが求められます。今回は【決済】についてご説明いたします。
【必須要件】決済機能が備わっていること
共P-02に含まれるPOSレジシステム等の決済機能や、商品売買に伴い金銭のやり取りによって債権債務を解消させる機能が含まれるソフトウェア
決済機能を簡単に言うと
【POSレジシステム等の決済機能や、商品売買に伴い金銭のやり取りによって債権債務を解消させる機能】のことです。
いわゆるクレジットカード等の電子決済ができるソフトや、入金管理ができるソフトのことです。
共P-02とは
決済・債権債務・資金回収に関するプロセスです。
主に経理・財務・経営企画部門が利用するソフトウェアです。
決済(POSレジ、ECサイト用カート、多通貨対応) 決済で使用したり、POSレジ、ECサイト用カート、受注管理・仕入管理等で利用するソフトウェアが入ります。
詳しくはこちらをご参照ください。
POSレジとは
POSレジのPOSとは、英語の「Point Of Sales」の頭文字です。商品についているバーコードなどを読み取り、「何を・いつ・いくらで・何個販売したのか」という販売情報を集積するシステムを搭載したレジがPOSレジで、普段コンビニやスーパーで見かけているものです。
スピーディーに精算できるので、お客さまをあまりお待たせすることがない上に、店舗側にとってはPOSレジの情報を分析することで売れ筋商品や曜日・時間帯による売れ行きの傾向をつかむことができます。店舗の経営者と消費者の双方にとってメリットのあるシステムです。
POSシステムとPOSレジの違い
POSシステム
POSシステムとは、販売情報を入力したり収集したりするシステムのこと。
POSレジ
POSシステムが備わっているレジがPOSレジです。
ECサイトとは
ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスを販売するウェブサイトのことです。
ECサイトには、営業時間や休業日の概念が一切ありません。「いつでも・どこでも・誰とでも」取引を行い、利益を上げることが可能です。もちろん時差も関係なく、世界中の国や地域とビジネスができることから「越境EC・クロスボーダーEC」という言葉も生まれ、海外へ販路を拡大したい事業者の注目を集めています。
債権債務とは
債権
債権とは特定の相手に対し金銭や物などを請求することができる権利です。
(特定の行動を請求する人=債権者)
債務
債務とは債権の反対に、ある特定の人へ金銭や物などを提供する義務を表す言葉です。
(特定の行動をされる人=債務者)