リザーブストック(リザスト)は、個別予約やイベント受付、顧客管理、メルマガ配信、契約サービス、物販、継続課金、決済などをまとめて管理できるクラウド型のITツールです。講師、コンサルタント、カウンセラー、教室運営者など、予約や申込みを受け付けた後も顧客との関係を継続する事業に適しています。
デジタル化・AI導入補助金では、リザーブストックのP1・P2プランが登録済みです。登録情報上、受発注機能、決済機能、インボイス対応はいずれも「あり」となっています。本ページでは、リザストの主な機能や一般公開されている料金プランに加え、補助金登録上のP1・P2プランの違いと、受発注・決済・インボイス対応について解説します。
リザーブストック(リザスト)とは
リザーブストックは、予約受付だけを行うシステムではありません。顧客がサービスを知り、申込み、代金を支払い、その後もメールなどで継続的な案内を受けるまでの流れをまとめて管理できるツールです。公式サイトでは、個別予約、グループ予約、イベント受付、契約サービス、物販、クラウドファンディング、月額定額課金、メルマガ、ステップメールなどの機能が案内されています。
決済については、PayPal、Stripe、UnivaPay、ZEUS、Squareなどとの連携に対応しています。申込み情報と決済を組み合わせることで、有料の個別相談や講座、継続サービス、商品の販売などに利用できます。

リザストは、次のような業務を行う事業者に向いています。
- 個別相談やカウンセリングを予約制で提供している
- 講座、セミナー、オンラインイベントを開催している
- 月額制のコミュニティや継続講座を運営している
- 顧客情報とメルマガ配信を一つのツールで管理したい
- 予約受付後の案内やフォローを自動化したい
- 申込み、請求、決済、入金確認をまとめて管理したい
リザストで解決できる課題
予約情報と顧客情報が分散している
メール、SNSのダイレクトメッセージ、フォームなど、複数の窓口から予約を受け付けていると、確認漏れや転記ミスが起こりやすくなります。リザストでは、個別予約、グループ予約、イベント受付などの窓口を作成し、申込者の情報と予約内容を一元管理できます。顧客情報と申込履歴をひも付けて管理できるため、単に予約日時を記録するだけでなく、その後の案内や継続的な顧客対応にも活用できます。
申込後の案内やフォローに手間がかかる
講座や相談サービスでは、申込確認、開催案内、前日のリマインド、参加後のフォローなど、繰り返し発生する連絡業務があります。リザストのメルマガやステップメールを利用すると、事前に設定した順番やタイミングでメールを配信できます。担当者が申込者ごとに同じメールを作成する作業を減らし、案内漏れの防止につなげられます。
有料サービスの申込みと決済管理が分かれている
予約はフォーム、支払いは別の決済サービス、顧客情報は表計算ソフトというように管理先が分かれると、入金確認や申込状況の照合に時間がかかります。リザストでは、有料の個別予約、イベント、契約サービス、物販、月額定額課金などを扱えます。決済サービスと連携することで、申込みから決済までの流れをまとめて管理できます。
単発の利用者を継続サービスにつなげられない
一度サービスを利用した顧客に対して、適切なタイミングで次の講座や継続サービスを案内できていない事業者も少なくありません。顧客情報、予約履歴、申込履歴、メール配信をまとめることで、過去の利用状況を踏まえた継続的な案内がしやすくなります。
リザストのP1・P2プランの違い
デジタル化・AI導入補助金に登録されているリザストのP1・P2プランは、補助金登録上の機能範囲に応じて分けられています。ここでいう「P1・P2プラン」は、公式サイトで一般公開されているライト、プロフェッショナル、エキスパート、プレミアムとは別の登録上のプラン名称です。

P1プランの対象機能
P1プランは、顧客対応・販売支援を中心としたプランです。予約受付、顧客情報管理、イベント申込み、メール配信などを通じて、顧客との接点をまとめて管理します。個別予約の受付、グループ予約の受付、イベント・セミナーの申込受付、顧客情報の管理、申込履歴・利用履歴の管理、メルマガ配信、ステップメールによる自動フォロー、問い合わせ・アンケートフォームの作成に対応します。補助金上では、P-01「顧客対応・販売支援」に対応する機能を中心とした構成です。
P2プランの対象機能
P2プランは、P1の顧客対応・予約管理に加えて、有料サービスの申込み、受発注、決済、継続課金などを管理するプランです。有料の個別予約、有料イベント・セミナー、契約サービスの申込受付、物販の注文受付、月額定額課金、決済サービスとの連携、売上・決済情報の管理、適格請求書等に関係する情報管理に対応します。補助金上では、P-01に加え、P-02「決済・債権債務・資金回収」に対応する機能を含みます。
| 比較項目 | P1プラン | P2プラン |
|---|---|---|
| 登録状況 | 登録済み | 登録済み |
| 主な目的 | 顧客管理・予約・販売支援 | 受発注・有料サービス・決済管理 |
| 個別予約・イベント受付 | あり | あり |
| 顧客管理・メルマガ | あり | あり |
| 契約サービス・物販 | 登録機能範囲による | あり |
| 定期課金 | 登録機能範囲による | あり |
| 受発注 | あり | あり |
| 決済 | あり | あり |
| インボイス | あり | あり |
| 主なプロセス | P-01 | P-01・P-02 |
| 登録価格 | 見積もりで確認 | 見積もりで確認 |
リザストの主な機能
顧客情報と利用履歴をまとめる顧客管理
予約者、申込者、メルマガ読者の情報をまとめて管理します。顧客の申込履歴や利用状況を確認しながら、次回の案内や継続サービスの提案に活用できます。単なる名簿ではなく、販促やフォローに活用する点がポイントです。
個別予約・グループ予約・イベント受付
相談、カウンセリング、コンサルティング、レッスンなどの予約枠を設定し、オンラインで予約を受け付けられます。開催日時、定員、参加費などを設定し、申込者情報を一元管理します。メールや電話で候補日を何度もやり取りする必要が減り、日程調整業務の効率化が期待できます。
メルマガ・ステップメールによる自動フォロー
登録者への一斉配信のほか、あらかじめ設定した順番でメールを届けるステップメールを利用できます。申込直後の案内、開催前のリマインド、参加後のフォロー、次のサービスの紹介などを自動化できます。
契約サービス・月額定額課金
単発の予約やイベントだけでなく、継続講座、会員サービス、月額制コミュニティなどの受付にも利用できます。月額定額課金管理と決済連携を組み合わせることで、継続契約の受付と料金回収を管理できます。
物販・注文受付
商品やデジタルコンテンツなどの注文受付にも対応しています。予約サービスに付随する教材、書籍、関連商品などの販売にも利用されていますが、倉庫別の在庫、棚卸、出荷指示、配送状況などを管理する本格的な在庫・物流システムとは役割が異なります。
決済サービスとの連携
リザストでは、PayPal、Stripe、UnivaPay、ZEUS、Squareなどの決済サービスとの連携が案内されています。顧客が有料サービスや商品を申し込み、そのまま支払い手続へ進めるため、申込みと決済の照合作業を減らせます。登録情報上、リザストのP1・P2プランは決済機能「あり」で登録されています。
AI機能
公式料金ページでは、文章校正、AIタイトル提案、HTMLメールからキャリアメール向け文章を生成する機能、イベント集客予測などが掲載されています。文章校正やタイトル提案は生成AIに該当する可能性があり、イベント集客予測は過去データを分析する生成AI以外のAI技術に該当する可能性があります。使用しているAIモデルや入力データの学習利用、保存期間などは、公開情報だけでは確認できません。
導入前後の業務フロー
導入前
- SNSやメールで予約希望を受け付ける
- 担当者が日程を個別に調整する
- 顧客情報を表計算ソフトへ転記する
- 支払方法を別途メールで案内する
- 決済サービスの画面で入金を確認する
- 開催案内やリマインドを個別に送信する
導入後
- 予約・イベントページから申込みを受け付ける
- 顧客情報と申込履歴を記録する
- 自動返信で申込内容や案内を送る
- 有料サービスは決済手続へつなげる
- 売上・決済状況を管理する
- ステップメールで開催前後の案内を送る

リザストの受発注機能
リザストのP1・P2プランは、登録情報上「受発注あり」で登録されています。リザストにおける受発注は、主にサービスや商品の申込みを受け付け、申込内容、顧客情報、金額、支払状況などを管理する機能です。対象となる取引には、有料の個別相談、有料イベント・セミナー、継続講座、会員サービス、月額制コミュニティ、商品や教材の販売、契約サービスなどがあります。
補助金上の受発注機能では、売り手側の売上請求管理、売掛・回収管理などが対象になります。また、インボイス対応として登録する場合は、適格請求書発行事業者の名称・登録番号、取引日、取引内容、税率別金額、適用税率、消費税額、請求先名称などを管理できることが重要です。
リザストの決済機能
リザストのP1・P2プランは、登録情報上「決済あり」で登録されています。予約、イベント、契約サービス、物販などの申込みと決済サービスを連携し、有料サービスの代金回収を管理できます。振込先を個別に案内する作業、申込者と入金者を照合する作業、未決済者を確認する作業、継続サービスの料金を毎月案内する作業、売上データを別の表へ転記する作業などの削減が期待できます。実際に利用できる決済方法、手数料、入金時期、返金方法などは、契約する決済代行会社によって異なります。
リザストはインボイス制度に対応している?
リザストのP1・P2プランは、登録情報上「インボイスあり」で登録されています。インボイス対応の受発注機能では、適格請求書に必要な情報を保存・管理できることが求められます。
- 適格請求書発行事業者の氏名または名称
- 適格請求書発行事業者の登録番号
- 取引日・取引内容
- 軽減税率対象である場合の表示
- 税率ごとに区分した金額・適用税率・消費税額
- 請求を受ける事業者の氏名または名称
決済機能としてのインボイス対応では、適格簡易請求書や領収情報に必要な項目を表示・発行できることが重要です。実際に発行される請求書や領収書の形式は、利用する決済サービス、税区分、登録番号の設定などによって異なる場合があります。導入前に、登録するP1・P2プランの出力画面や帳票見本を確認することが推奨されます。
デジタル化・AI導入補助金上の対応
P-01「顧客対応・販売支援」との関係
顧客情報管理、個別予約・グループ予約、イベント受付、申込履歴・利用履歴の管理、メルマガ、ステップメール、顧客への継続的な案内といった機能によってP-01に対応します。予約を受けるだけでなく、顧客情報や利用履歴を今後の案内、販促、アフターケアに活用できる点がP-01との関係になります。
P-02「決済・債権債務・資金回収」との関係
有料サービスの申込受付、契約サービス、物販、月額定額課金、決済サービスとの連携、売上・決済情報の管理、受発注情報の保存、インボイス対応といった機能によってP-02に対応します。補助金上のP-02では、単に外部決済サービスのURLを案内するだけでなく、申込情報や売上、決済結果などを業務上管理できることが重要です。
P-03(供給・在庫・物流)、P-04(会計・財務・経営)、P-05(総務・人事等)については、本格的な在庫・物流管理や財務会計、社内人事管理を目的とする機能は確認できないため、非該当または要確認となります。P-06(業種固有型)・P-07(汎用・自動化・分析)については、登録するプランや用途に応じて別途確認が必要です。
リザストの料金プラン
一般公開されている料金プラン
| プラン名 | 月額・税込 | 年額・税込 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| ライト | 0円 | 0円 | 基本機能を試したい人 |
| プロフェッショナル | 5,800円 | 63,800円 | 有料予約や販売に利用したい事業者 |
| エキスパート | 17,400円 | 191,400円 | 本格的な集客、複数スタッフ・協会運営 |
| プレミアム | 46,400円 | 510,400円 | 決済上限を気にせず大規模に利用したい事業者 |
料金と機能は2026年7月29日時点の公式料金ページを基に整理しています。各プランでは、顧客数上限、アクセス履歴保存期間、メルマガ・ステップメール数、AI機能、売上データ出力、複数スタッフ予約、協会管理、デザイン変更、決済金額上限などが異なります。
補助金登録用P1・P2プランとの違い
公開されている一般料金プランと、補助金登録用のP1・P2プランは別に整理する必要があります。補助金登録用プランについては、正式プラン名、登録機能、利用期間、標準価格、初期費用、ライセンス単位、登録するプロセス、受発注・決済・インボイスの分類を、見積書や登録情報で確認したうえで導入を検討してください。
リザストが向いている事業者
- 講座やセミナーを定期開催している
- 個別相談や予約制サービスを提供している
- 顧客名簿とメール配信をまとめたい
- 単発サービスから継続契約につなげたい
- 予約、申込、決済、フォローを一連の流れとして管理したい
- 大規模な基幹システムではなく、小規模事業向けの統合ツールを探している
一方で、製造業の生産管理、大規模な在庫・倉庫管理、財務会計、給与計算などを目的とするツールではありません。
導入前に確認したい注意点
- P1・P2の正式な登録機能を確認する
- 公開料金と補助金登録価格を混同しない
- 決済代行会社との契約条件や手数料を確認する
- インボイス対応の請求書・領収書見本を確認する
- 既存顧客データの移行方法を確認する
- メール配信の到達率や運用ルールを確認する
- AIが生成した文章は利用者が確認する
リザストの導入事例・活用イメージ
公式サイトでは多数の利用者や予約・イベント・物販の運用実績が公開されていますが、導入前後の課題と成果を体系的に掲載した事例は限られます。以下は、機能に基づく想定活用例であり、実在企業の導入事例ではありません。
講師・研修事業者の活用イメージ

講座の申込みをメールや複数のフォームで受け付けている事業者では、参加者情報の転記や開催案内に手間がかかります。イベント受付、顧客管理、自動返信、ステップメールを利用することで、申込みから開催前後の案内までを一元化できます。
コンサルタント・カウンセラーの活用イメージ

個別相談の日程調整、顧客履歴、支払い状況を別々に管理している場合、確認作業が増えます。個別予約、顧客管理、契約サービス、決済を組み合わせることで、予約受付から継続契約までの流れを管理できます。
オンライン教室の活用イメージ

単発講座の参加者に対して、次回講座や継続コースを適切に案内できていない場合があります。イベント受付、顧客履歴、メルマガ、ステップメール、月額定額課金を利用することで、受講後のフォローと継続サービスへの案内を標準化できます。
よくある質問
リザーブストックはデジタル化・AI導入補助金の対象ですか?
リザーブストックのP1・P2プランは登録済みです。ただし、事業者側の申請要件や申請年度、導入するプランなどによって対象可否は異なります。
P1プランとP2プランの違いは何ですか?
P1プランは、予約、顧客管理、メルマガなどの顧客対応・販売支援を中心とします。P2プランは、有料サービス、受発注、決済、定期課金などを含む構成です。
リザストは受発注に対応していますか?
P1・P2プランともに、登録情報上は受発注「あり」です。サービスや商品の申込み、取引情報、請求・決済に関係する情報を管理します。
リザストはオンライン決済に対応していますか?
登録情報上は決済「あり」です。公式料金ページでは、PayPal、Stripe、UnivaPay、ZEUS、Squareなどとの連携が案内されています。
リザストはインボイス制度に対応していますか?
P1・P2プランともに、登録情報上はインボイス「あり」です。実際に利用する際は、適格請求書や領収書に表示される項目、登録番号、税率別表示などを確認してください。
補助金を使ったリザストの導入費用を確認したい方へ
自社の業務にはP1・P2のどちらが適しているか、受発注・決済・インボイス対応を含めて確認したい方は、お問い合わせください。補助対象や採択を保証するものではありません。対象可否や申請条件は、最新の公募要領、ITツール登録情報および事務局の判断をご確認ください。
まとめ
- リザストは予約、顧客管理、情報発信、サービス申込、決済をつなぐツール
- P1は顧客対応・販売支援、P2は受発注・決済を中心に説明
- 決済サービス連携は確認できるが、補助金上の決済判定には処理方式の確認が必要
- インボイス対応は請求書・領収書の必須項目を確認してから記載
- 公開料金プランと補助金登録用P1・P2プランは分けて説明
- 補助対象や採択を保証せず、最新の登録情報に基づいて案内
