テレワークシステム方式
テレワークを実現するためのICT(情報通信技術)システムとは、事業場内の業務環境と同との環境を、事業場外においても提供するシステムのことを言います。
データの持ち出し方式
会社のパソコンに入れて持ち出す
普段使っているパソコンをそのまま持ち出すので、いつも通りに業務を行うことができますが、社内サーバーやネットワークとつながっていないと、パソコン内のみでの作業環境となります。また、社外に持ち出すため、盗難などのリスクが高まりますし、外部のネットワークにつなぐことは、ウイルス感染などのリスクが高まり、非常に危険です。
社外に持ち出したパソコンをインターネットにつながないことが一番安全確実な方法です。万一、インターネットにつなぐ場合は、社内環境と同等以上のセキュリティ対策をとる必要があります。また、社外に持ち出してインターネットにつないだ端末を、再び社内に持ち込んで社内ネットワークにつなぐ行為は、会社全体を汚染する可能性があるので非常に危険ですし、禁止すべき行為だといえます。
VPN(VirtualPrivateNetwork)で接続して持ち出す方式
社外のパソコンからVPNを介して社内ネットワークに直接つなぐ方式です。社内サーバー等のリソースにもアクセス権の範囲によって自由にアクセスできるので、社内で作業するのとほぼ同じ環境で作業することができます。作業中のみデータを持ち出すため、パソコンを持ち出す方法よりデータの持ち出す時間も短く、リスクを抑えることができます。
この方式ではVPNにつなぐパソコンの安全性が問題になります。専用のシンクライアントのパソコンでインターネットにつないだことが無いものが安全です。
クラウドアプリを介して持ち出す方式
データをクラウドサービス内に置き、クラウド上のアプリを用いてテレワークを行う方法です。利用するデータは、必要な時だけパソコンにデータをダウンロードして持ち出すことになります。この方法は、クラウドサービスを利用できるインターネット環境があれば、どこからでもテレワークが可能です。
ネットワークセキュリティに関しては、ネットワークが分離されて独立しているので、社内を汚染する可能性はありません。ただし、日ごろから社内での作業自体がクラウドアプリを用いた処理になっていることが前提です。また、データを社外で保管することになるので、セキュリティポリシー上許されるかどうかが問われます。
画面転送方式
データはすべて社内のパソコンにあり、画面イメージだけをテレワーク用端末に転送、表示され、マウスやキーボード操作は、テレワーク用端末から社内パソコンに転送されます。
画面転送方式は、テレワーク用端末と社内ネットワーク環境が分離されているので、社外から操作できますが、ネットワーク的にはどのレイヤーにおいてもつながっておらず、データを社内環境から外に持ち出すこともありません。
リモートデスクトップ方式
普段使っている社内のパソコンに対して画面転送方式を用いて接続し、社内にいるときと同様に操作が可能です。前もってアプリをダウンロードしておくか、専用のUSBキーをパソコンに差し込んで使います。
仮想デスクトップ方式
個々のパソコンンの代わりに、社内サーバー上の仮想デスクトップに対し画面転送方式を用いて接続する方法です。これは、物理的にパソコンの使用をやめ、サーバー上の仮想マシンをここに割り当てることを目指したものです。パソコンのOS管理などを容易にし、社内網のどこからでも自由に使えるので、オフィスのフリーアドレス化に適していることから導入されています。
そのままシンクライアント端末をテレワークシステムとして利用したのが、仮想デスクトップ方式によるテレワークです。テレワーク端末自体が汚染されると社内環境まで汚染されるリスクが高い直接接続なので、厳密なシンクライアント端末としての管理が重要です。
【参考:テレワーク導入・運用の教科書】
在宅勤務のテレワークシステムでベステレワークが選ばれる理由
- 物理的に情報漏洩しないように制御されている
- 遠隔から制御の設定変更が可能
- パソコンが自動的に録画されており、作業内容が見える
- まるで会社にいるように、Chat(チャット)やノートの共有ができる
- 自宅にある既存環境を崩さない
- ソフトもハードも回線(インフラ)も手配ができるベストプランナー合同会社が運営
- ベストプランナー合同会社にはITコーディネータの国家資格取得者が在籍している
- 助成金や補助金のノウハウが豊富で、申請の支援もしている
ベステレワークの6つの特徴
1.ブラウザは、指定したアドレスのみに制御
ブラウザは制御されており、基本的には使えないように制御されています。
そのうえで、『ご指定のURLだけは自宅でも利用できないと困る』ものをご指定頂き、解放させて頂いております。
2.ソフトウェアは、指定したアプリのみ起動
ソフトウェアは制御されており、基本的には使えないように制御されています。
そのうえで、『ご指定のアプリだけは自宅でも利用できないと困る』ものをご指定頂き、解放させて頂いております。
3.USB等のデバイスは使用不可
USB等のデバイスは制御されており、基本的には使えないように制御されています。
どうしてもの場合は、ご相談の上決定いたします。
4.動画やグラフで見える化された仕組み
ベステレワークで利用するパソコンは自動的に録画されており、管理者の方のパソコンで録画データを閲覧することが出来ます。
グラフ化されますので、作業内容が変わった部分や、時間を選択して必要な部分だけ絞り込むことが可能です。
5.チャットやノートの共有で円滑なコミュニケーション
ベステレワークで利用するパソコンには【専用のChatアプリ】と【専用のノートアプリ】がインストールされています。ライブでつながりますので管理者の方と円滑なコミュニケーションが期待できます。
6.既存環境を崩さない追加されるシステム
基本的には自宅でご利用中のパソコンではなく、専用のパソコンをご用意いたします。(既存パソコンをテレワーク化したい場合はご相談頂けます)
Wifiやネットワーク環境を変えずに既存環境を尊重致します。
ITの観点から補助金やテレワーク助成金の獲得支援をしています
埼玉県さいたま市で「ITコーディネーター」の資格を持ち、経済産業省の「スマートSMEサポーター」の認定を頂いているベストプランナー合同会社は、働き方改革と生産性向上の両立をITで叶えるため、在宅勤務のテレワークに関する補助金や助成金の支援・ご相談を承っております。
代表的な補助金・助成金(ものづくり補助金・IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金・キャリアアップ助成金・時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)・小規模事業場産業医活動助成金)は、すべて自社で獲得させて頂きました。
獲得した企業だけが得られる経験をもとに、在宅勤務のテレワークを成功させるため、ご一緒に考え支援させて頂きます。
社内環境(組織体制)を整備する過程で訪れる『課題』を明確にし、皆が幸せになれる自動化の仕組みを目指します。
そのうえで自動化を阻む問題課題は『IT』を取り入れることで解決を図ります。
ITやテレワークはあくまでも目標を達成させるためのツールであり手段だと考えています。
在宅勤務のテレワークで必要なITツールはリモートメンテナンスが可能
埼玉県さいたま市岩槻区で在宅勤務のテレワークで必要なITツールを提供しているベストプランナー合同会社は、お客様には本来の仕事に従事して頂きたいので、できるだけ低価格な料金設定にチャレンジしております。
埼玉県・東京都を中心に、千葉県・神奈川県・栃木県・茨城県は交通費無料でお伺いしております。
テレワークで必要なITツールは、リモートメンテナンスでの対応が可能です。
テレワークで利用しているパソコンがインターネットに接続されており、提供しているリモートメンテナンスソフトをクリック頂ければ、その都度変わる『パスワード』を開示頂くことで、お客様のパソコンを弊社メンテナンススタッフが代わりに操作させて頂きます。(PC保守サポート)
迅速かつ丁寧に対応致しますので、【自宅へ出勤のベステレワーク】へお気軽にご相談ください。