サクミルは、建設業で発生する案件管理、工程管理、現場写真、作業日報、見積書・請求書、発注・仕入、工事別の原価管理などを一つにまとめられるクラウド型業務管理ツールです。
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紙、Excel、電話、メールなどに分散していた情報を案件単位で集約し、現場担当者と事務担当者の情報共有を支援します。デジタル化・AI導入補助金の登録情報では、P-02と建設業向けP-06、受発注機能、インボイス対応に関係するツールとして整理されています。
ただし、補助対象となる契約や費用、申請要件は年度や登録プランによって異なります。導入前には、最新のITツール登録情報、公募要領、見積内容を確認する必要があります。

ツール概要サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式なツール名 | サクミル |
| 提供会社 | 株式会社プレックス |
| 主な用途 | 建設業の案件・現場・見積・請求・原価管理 |
| 主な対象 | 建設業、設備工事業、内装工事業、リフォーム業など |
| 解決できる課題 | 情報の分散、報告の遅れ、請求漏れ、発注履歴の把握、工事別採算の把握 |
| 登録プロセス | P-02、建設業向けP-06 |
| インボイス対応 | 受発注機能で対応ありとの登録情報 |
| 決済機能 | 公開情報および提示された登録情報では確認できない |
| 生成AI | 公式公開情報では確認できない |
| 生成AI以外のAI | 公式公開情報では確認できない |
| 主な技術 | クラウド、帳票作成、自動集計、マルチデバイス対応 |
| 提供形態 | クラウドサービス |
| 標準価格 | 月額9,800円・税別、初期費用0円 |
| 利用人数 | 30アカウントまで |
| 無料トライアル | 2か月間、自動課金なし |
| 情報確認日 | 2026年8月3日 |
サクミル公式サイトでは、PC、スマートフォン、タブレットから利用でき、30アカウントまで月額9,800円・税別で全機能を利用できると案内されています。

サクミルで解決できる建設業の課題
建設業では、顧客情報、工事予定、現場写真、見積書、請求書、仕入額、外注費などを、それぞれ異なる方法で管理していることがあります。
案件情報はExcel、現場写真は担当者のスマートフォン、図面は共有フォルダ、日報は紙、請求状況は経理担当者だけが把握している状態では、情報の確認や転記に時間がかかります。担当者が不在の場合に、必要な情報を探せないこともあります。
サクミルでは、顧客や現場にひもづけて、案件の進捗、工程、写真、ファイル、日報、見積、請求、発注、原価などを管理できます。現場担当者が入力した情報を事務所側でも確認できるため、電話や紙による確認作業を減らしやすくなります。
また、案件ごとの売上、原価、利益を確認できるため、工事が完了してから採算を確認するのではなく、進行中の案件を含めて経営状況を把握する運用にもつなげられます。
サクミルの主な機能と課題解決の仕組み
案件・工程・スケジュールを一元管理
案件管理機能では、工事内容、現場、担当者、工程、ステータスなどをまとめて管理できます。個人の予定と現場の予定を共有し、誰がどの現場を担当しているかを確認できます。
案件ごとに情報を整理することで、担当者の記憶や個別のExcelファイルに依存した管理を減らせます。見積前、受注済み、施工中、請求前などの状況を確認できれば、対応漏れや請求漏れの防止にもつながります。
現場写真・図面・ファイルを案件単位で共有
現場写真、図面、作業資料などを案件ごとに保存できます。現場で撮影した写真や必要なファイルをクラウド上で共有できるため、事務所へ戻って整理したり、担当者へ個別に送信したりする作業を減らせます。
写真管理機能では、Excelへ写真を貼り付けて位置や大きさを調整する方法ではなく、登録した写真をもとに写真台帳を作成できます。
スマートフォンから作業日報を提出
現場担当者は、スマートフォンから作業日報を入力できます。日報を提出するためだけに事務所へ戻る必要がなくなり、現場から作業内容を報告できます。
入力された日報は、工事台帳や出面管理にも活用されます。日報の情報から人工や原価を集計することで、別の表へ転記する作業と入力ミスの削減が期待できます。
見積書・請求書・入金状況を管理
サクミルでは、案件情報を利用して見積書や請求書を作成できます。請求書を発行するだけでなく、請求後の入金状況まで管理できる点が、P-02との重要な関係です。
出来高請求にも対応しており、工事の進捗に応じた請求と入金確認を一つの流れで管理できます。案件の進行状況と請求状況を分けずに確認することで、請求漏れや入金確認の遅れを防ぎやすくなります。
発注・仕入・外注費を案件別に管理
資材や外注先への発注情報をクラウド上で管理できます。過去の発注履歴を確認・再利用できるため、毎回同じ内容を入力する負担を減らせます。
発注・仕入情報を案件とひもづければ、どの工事にいくらの資材費や外注費が発生したかを確認できます。
工事台帳で原価・粗利・採算を確認
実行予算・原価管理では、案件ごとに資材費、労務費、外注費、経費などを管理できます。工事台帳では、売上、原価、利益をリアルタイムに確認できます。
ただし、サクミルの原価管理は工事管理を目的とした機能です。仕訳、総勘定元帳、試算表、財務諸表を作成する会計ソフトとは区別して説明する必要があります。
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課題・機能・効果の表
| 導入前の課題 | 対応する機能 | 利用方法 | 導入後に期待できる変化 | 該当プロセス |
|---|---|---|---|---|
| 案件情報がExcelや紙に分散 | 顧客管理・案件管理 | 顧客、現場、工程、担当者を案件へ登録 | 情報を探す時間と属人化の削減 | P-06 |
| 現場予定を電話で確認 | スケジュール管理 | 個人・現場の予定を共有 | 配置や予定を社内で確認しやすくなる | P-06 |
| 写真や図面が個人端末に保存 | 写真・ファイル管理 | 案件ごとに写真や図面を保存 | 現場と事務所で同じ情報を共有 | P-06 |
| 日報提出のため事務所へ戻る | 作業日報 | スマートフォンから入力 | 報告時間と転記作業の削減 | P-06 |
| 見積・請求・入金を別々に管理 | 見積・請求・入金管理 | 案件から帳票を作成し入金状況を記録 | 請求漏れや未入金の見落とし防止 | P-02 |
| 発注履歴や仕入額が分からない | 発注・仕入管理 | 資材・外注の発注を案件へ登録 | 発注履歴と工事コストの可視化 | P-02 |
| 工事完了まで利益が分からない | 実行予算・原価管理、工事台帳 | 売上と原価を案件別に集計 | 粗利・採算を早期に確認 | P-02・P-06 |
サクミル導入前後の業務フロー
導入前
- 問い合わせや工事案件を紙・Excelへ記録
- 工程をホワイトボードや個別の予定表で管理
- 現場写真を担当者のスマートフォンへ保存
- 日報を紙やメールで提出
- 見積書・請求書を別ファイルで作成
- 発注額・仕入額・外注費を経理が個別に集計
- 工事完了後に原価と利益を確認
導入後
- 顧客・現場情報から案件を登録
- 案件へ担当者、工程、予定を設定
- 現場から写真、ファイル、日報を登録
- 案件情報をもとに見積書・請求書を作成
- 資材・外注の発注と仕入額を案件へ登録
- 入金状況、原価、粗利を確認
- 工事台帳で進行中を含む案件の採算を管理

プロセス分類表
| プロセス | 判定 | 対応する機能 | 解決する業務課題 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| P-01 顧客対応・販売支援 | 非該当 | 顧客情報の管理 | 取引先情報の検索 | 登録されたP-01機能としては扱わない |
| P-02 決済・債権債務・資金回収 | 該当 | 見積、請求、入金、発注、仕入、原価・粗利管理 | 請求漏れ、入金確認、発注管理、採算把握 | 決済処理ではなく受発注・債権債務管理が中心 |
| P-03 供給・在庫・物流 | 非該当 | 発注・仕入管理 | 資材発注の管理 | 在庫・倉庫・出荷管理としては扱わない |
| P-04 会計・財務・経営 | 非該当 | 工事別の原価・利益管理 | 案件別採算の確認 | 財務会計ソフトではない |
| P-05 総務・人事等 | 非該当 | 日報・出面関連機能 | 現場報告と人工集計 | 今回の登録情報はP-02・P-06 |
| P-06 業種固有型 | 該当 | 案件、工程、日報、写真、工事台帳、原価管理 | 建設業特有の現場・工事管理 | 正式な業種固有コードは登録情報と照合 |
| P-07 汎用・自動化・分析 | 非該当 | ファイル共有、自動集計 | 情報共有、転記削減 | 今回の登録プロセスとしては扱わない |
インボイス対応表
| インボイス対応機能 | 判定 | 対応する機能 | 記事での扱い | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 会計 | 非該当 | 工事別原価・利益管理 | 会計ソフトとは記載しない | 仕訳・元帳・財務諸表は未確認 |
| 受発注 | 該当 | 見積、請求、入金、発注、仕入管理 | 受発注機能でインボイス対応ありと説明 | 登録番号や税率別金額等の帳票設定を確認 |
| 決済 | 非該当 | 公開情報で確認できず | 決済機能ありとは記載しない | クレジットカード等の決済実行とは区別 |
サクミルは、今回提示された登録情報では「受発注機能あり、インボイス対応あり」とされています。これは、請求・入金・発注・仕入管理に関係する分類です。
一方で、P-02に登録されていることだけを理由に、サクミル内でクレジットカード決済やQRコード決済が行えるとは説明できません。本記事では、受発注管理と決済処理を明確に区別します。
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AI・技術分類表
| 分類 | 判定 | 内容 |
|---|---|---|
| 生成AI | 確認できない | 文章、画像、回答、報告書案などをAIが新たに生成する機能は公式公開情報で確認できない |
| 生成AI以外のAI | 確認できない | AIによる予測、分類、判定、検知、推奨などは公式公開情報で確認できない |
| 自動集計 | 搭載 | 日報から原価や出面を集計 |
| クラウド技術 | 搭載 | 案件、写真、図面、日報、帳票をオンラインで共有 |
| マルチデバイス対応 | 搭載 | PC、スマートフォン、タブレットから利用 |
| 帳票作成 | 搭載 | 見積書、請求書、写真台帳などを作成 |
| ステータス管理 | 搭載 | 案件、工程、請求などの進捗を管理 |
サクミルには自動集計や帳票作成機能がありますが、固定されたルールに基づく自動処理とAIは異なります。公式情報でAIモデルの利用を確認できないため、AI搭載ツールとは記載しません。
料金プラン
| プラン | 月額料金 | 初期費用 | 利用人数 | 主な機能 | 契約条件・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| サクミル | 9,800円・税別 | 0円 | 30アカウントまで | 案件、工程、写真、日報、見積、請求、原価、工事台帳、発注・仕入など | 全機能、サポート料金込み、アップデート無料 |
| 無料トライアル | 0円 | 0円 | 要確認 | サクミルの機能を試用 | 2か月間、自動課金なし |
サクミルの公式料金は、初期費用0円、月額9,800円・税別です。30アカウントまで同一料金で、全機能、サポート、機能アップデートが含まれます。2か月間の無料トライアルも用意されており、試用終了後に自動課金されないと案内されています。
補助金を利用する場合は、公式サイトの月額料金だけでなく、登録されている契約期間、クラウド利用料、アカウント数、導入設定費用などを含む正式な見積書で確認してください。
補助金を使った導入費用を確認したい方へ
自社の対象プロセス、登録プラン、契約期間、アカウント数、補助金を活用した場合の導入費用をご確認いただけます。
※補助対象や採択を保証するものではありません。対象可否や申請条件は、最新の公募要領、ITツール登録情報および事務局の判断をご確認ください。
導入事例
株式会社竹内工業所|紙書類とアナログな情報共有を見直し

株式会社竹内工業所は、給排水衛生設備、空調設備、換気設備などの工事を手がけています。紙による書類管理や、電話を中心とした情報共有に限界を感じ、サクミルを導入しました。直行直帰が多い環境では、外出先から必要な書類を確認できず、事務担当者へ探索を依頼することが課題でした。サクミルで案件や書類をクラウド管理することにより、必要な情報へアクセスしやすい運用へ移行しています。
株式会社トライ|報告書・見積・顧客管理を一つに集約

空調工事を手がける株式会社トライでは、報告書を作成した後でなければ請求書を発行できず、月末に事務作業が集中していました。報告書作成、見積、顧客管理などを一つにまとめられる点を評価してサクミルを導入しています。公式事例にある「残業時間を半分にする」という内容は、確認時点では導入企業が掲げた目標であり、達成済みの成果数値としては扱いません。
株式会社トリコデザイン|案件進捗と請求漏れを可視化

店舗の設計・施工を手がける株式会社トリコデザインでは、Googleスプレッドシートで案件を管理していましたが、進捗確認、記入漏れ、請求漏れが課題となっていました。サクミル導入後は、案件の進捗や未請求の状態をメンバー間で確認できるようになり、定例会議でも請求状況を確認しやすくなっています。
株式会社ACT|案件倍増によるExcel管理の限界を解消

内装工事を手がける株式会社ACTでは、年間案件数が約200件から約400件へ増え、Excelによる案件・スケジュール管理が追いつかなくなっていました。サクミル導入後は、案件管理とスケジュール管理を連動させ、稼働中の案件数、見積数、成約数、顧客別利益率などを確認できるようになったと紹介されています。
サクミルが向いている企業
- 案件、工程、写真、書類を一つにまとめたい
- 現場と事務所の電話・紙による連絡を減らしたい
- 見積から請求・入金までの状況を管理したい
- 資材や外注先への発注履歴を残したい
- 工事別の原価、粗利、利益を確認したい
- 30アカウント以内で複数の従業員や担当者が利用したい
- 高機能なカスタマイズよりも、建設業向けの標準機能を重視したい
特に、Excelを複数人で更新している企業や、案件数の増加によって管理方法に限界を感じている企業では、導入効果を検討しやすいツールです。
導入前に確認したい注意点
第一に、31アカウント以上で利用する場合の料金条件を確認してください。公式料金は30アカウントまでの内容であり、それを超える利用条件は個別確認が必要です。
第二に、既存の顧客情報、案件情報、見積データなどをどこまで移行できるかを確認します。導入後も旧システムやExcelとの二重管理が続くと、業務負担が増える可能性があります。
第三に、会計ソフトとの連携範囲を確認してください。サクミルには工事別の原価・利益管理がありますが、財務会計処理を行う会計ソフトとは役割が異なります。
第四に、インボイス対応では、会社名、登録番号、税率、消費税額などの帳票設定を確認してください。自社が使用する請求書様式で必要な項目が出力されるか、テスト発行して確認することが重要です。
第五に、補助金を利用する場合は、契約や支払いを交付決定前に進めないよう注意が必要です。対象期間、対象経費、契約年数、登録プランは、申請を担当するIT導入支援事業者へ確認してください。
よくある質問
サクミルはデジタル化・AI導入補助金の対象ですか?
提示された登録情報では、P-02・P-06、受発注機能、インボイス対応に関係するITツールとして登録されています。ただし、すべての契約や費用が自動的に補助対象になるわけではありません。最新のITツール検索、登録プラン、契約期間、申請要件をご確認ください。
サクミルはどのプロセスに該当しますか?
見積、請求、入金、発注、仕入、原価・粗利管理に関係するP-02と、案件、工程、日報、写真、工事台帳など建設業特有の業務を管理するP-06に該当します。
サクミルはインボイス制度に対応していますか?
今回提示された登録情報では、受発注機能でインボイス対応ありとされています。実際に利用する際は、登録番号、税率別金額、消費税額、取引内容などが自社の請求書に正しく反映されるよう設定してください。
サクミルに決済機能はありますか?
公式公開情報と今回提示された登録情報では、クレジットカードやQRコードなどの決済処理機能は確認できません。P-02への該当は、見積、請求、入金、発注、仕入、債権債務、採算管理に基づくものです。
サクミルに生成AIは搭載されていますか?
公式公開情報では、文章や画像を生成する生成AIや、予測・分類・判定を行うその他のAI技術は確認できません。自動集計や帳票作成機能はありますが、AI機能とは区別して考える必要があります。
まとめ
サクミルは、建設業の顧客、案件、工程、写真、日報、見積、請求、発注、原価を一つにまとめられるクラウド型業務管理ツールです。
特に、現場と事務所の情報共有、請求漏れの防止、発注・仕入情報の管理、工事別採算の把握を改善したい企業に適しています。
登録情報では、P-02と建設業向けP-06、受発注機能、インボイス対応に関係します。ただし、決済機能や財務会計機能、AI機能があるとは確認できないため、それぞれを区別して検討することが重要です。
補助金を使った導入費用を確認したい方へ
自社の対象プロセス、登録プラン、契約期間、アカウント数、補助金を活用した場合の導入費用をご確認いただけます。
※補助対象や採択を保証するものではありません。対象可否や申請条件は、最新の公募要領、ITツール登録情報および事務局の判断をご確認ください。
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