勤怠管理では、従業員が打刻すること自体よりも、「打刻漏れを確認する」「未申請者へ連絡する」「月末に残業時間を確認する」といった管理側の作業に時間がかかることがあります。
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株式会社LayerXが提供する「バクラク勤怠」は、こうした勤怠管理をクラウド化し、打刻から勤怠確認、残業・有休管理、リマインドまでを効率化する勤怠管理システムです。
2026年9月20日時点の公式サイトでは、基本料金は月額300円/ID・税抜。1年間利用した場合の基本料金は1IDあたり3,600円・税抜です。Web・スマートフォン・Slack・ICカードなど複数の打刻方法に対応しています。
この記事では、中小企業の経営者や総務・人事・労務担当者向けに、バクラク勤怠の主な機能、料金、向いている企業、デジタル化・AI導入補助金2026との関係をわかりやすく解説します。
バクラク勤怠とは?
バクラク勤怠は、LayerXが提供するクラウド型の勤怠管理システムです。
従業員が出勤・退勤時間を記録するだけでなく、打刻漏れや未申請へのリマインド、勤怠承認、残業時間や有休取得状況の確認など、日々の勤怠管理をまとめて行えます。
特に特徴的なのが、「月末にまとめて勤怠を確認する」のではなく、日々の段階でエラーや未処理を減らしていく仕組みです。
未打刻や未申請、未承認の対象者を絞り込み、メールやSlackで一斉に通知できます。労務担当者が一人ずつ連絡する負担を減らし、月末の勤怠締めを前倒ししやすくします。

バクラク勤怠の主な機能
Web・スマホ・Slack・ICカードなどで打刻できる
バクラク勤怠は、WebブラウザからPC・スマートフォンで打刻できるほか、SlackやICカード、GPSによる位置情報を利用した打刻にも対応しています。
例えば、オフィス勤務ではICカード、リモート勤務ではPCやスマートフォン、日常的にSlackを使う会社ではSlackから打刻するといった使い分けが可能です。
勤務場所や働き方が複数ある企業にとって、打刻方法を選べる点は導入しやすさにつながります。
打刻漏れや未申請を自動でリマインド
勤怠管理で意外と時間がかかるのが、打刻を忘れた従業員への連絡です。
バクラク勤怠では、設定した時間までに出退勤の打刻がない場合、自動でアラートを送れます。メールだけでなくSlackにも対応しており、Slackの場合は修正打刻まで行えます。
月次締めでも、未打刻・未申請・未承認者を抽出してまとめて通知できるため、「○○さん、まだ勤怠を締めてください」と個別に連絡する作業を減らせます。
日次・月次の勤怠確認を効率化
勤怠管理では、単に出勤簿を作るだけでなく、「申請内容に間違いがないか」「承認が終わっているか」を確認する必要があります。
バクラク勤怠では、日次・月次の勤怠をシステム上で確認し、申請から承認まで管理できます。Slack連携を利用している場合は、上長による勤怠承認もSlack上から行えます。
従業員・上長・労務担当者それぞれの確認作業を一つの流れにまとめやすくなります。
36協定や長時間労働を管理できる
残業管理では、「すでに何時間残業したか」だけではなく、このまま勤務すると月末にどの程度になるのかを早めに把握することが重要です。
バクラク勤怠では、残業実績に加えて着地見込みを確認し、36協定違反や長時間労働の可能性を事前に把握できます。フレックスタイム制についても、所定労働時間に対する進捗を確認できます。
有休取得状況を管理できる
年次有給休暇についても、取得日数だけでなく、いつまでに何日取得する必要があるか、失効期限などを一覧で確認できます。
有休取得が年5日に満たない従業員に対して、取得期限に合わせてリマインドする機能も用意されています。
複数の勤務形態に対応できる
固定時間勤務だけでなく、フレックスタイム制など複数の働き方を管理できます。
公式サイトでは、リモートワークやオフィス勤務など、出勤方法ごとの回数を集計する機能も案内されています。
従業員によって勤務形態が異なる会社では、導入前に現在の就業規則や勤務パターンを整理しておくと設定しやすくなります。
勤怠データを給与計算などに活用できる
勤怠を確定した後は、給与計算へ勤務時間や残業時間などの情報を渡す必要があります。
バクラク勤怠では勤怠データを利用できるほか、同じバクラクシリーズの「バクラク給与」と勤怠データを連携する運用も案内されています。
バクラク勤怠の主な機能一覧
| 機能 | できること | 向いている課題 |
|---|---|---|
| Web・スマホ打刻 | PC・スマホから出退勤 | リモート・多拠点勤務 |
| Slack打刻 | Slackから打刻・修正 | Slack利用企業 |
| ICカード打刻 | ICカードで出退勤 | オフィス・店舗勤務 |
| 自動リマインド | 打刻漏れ等を通知 | 個別催促を減らしたい |
| 36協定・残業管理 | 残業見込みを把握 | 長時間労働対策 |
| 有休管理 | 取得状況・期限を確認 | 年5日取得の管理 |
| 勤怠承認 | 日次・月次を確認・承認 | 月末締めの効率化 |
| 勤怠データ活用 | 給与計算等へつなぐ | 転記作業を減らしたい |
バクラク勤怠の料金は月額300円/IDから
2026年9月20日時点の公式サイトでは、バクラク勤怠の基本料金は次のようになっています。
| 項目 | 月額料金・税抜 |
|---|---|
| 基本料金 | 300円/ID |
| Slack連携 | +100円/ID |
| PCログ記録 | +300円/ID |
| 工数管理 | +500円/ID |
基本料金だけで計算すると、1IDあたり年額3,600円・税抜です。
契約は利用する従業員について10ID単位となっており、初期アカウント発行費用は無料と案内されています。
注意したいのは、「月額300円ですべての機能が利用できる」と考えないことです。
例えばSlack連携やPCログ記録、工数管理を利用する場合は追加料金が発生します。導入前には「何人で使うか」だけでなく、「どの機能が必要か」まで整理して年間費用を比較しましょう。
※料金・提供内容は変更される可能性があります。契約前にLayerX公式サイトや最新の料金表を確認してください。
バクラク勤怠が向いている中小企業
バクラク勤怠は、特に次のような企業で検討しやすいサービスです。
- 打刻漏れの催促に時間がかかっている
- 月末の勤怠締めに作業が集中している
- Slackを社内で日常的に使っている
- リモートワークやフレックス勤務がある
- 残業時間や36協定の状況を早めに把握したい
- 有休取得状況を一覧で管理したい
- 将来的に給与計算や人事労務もまとめたい
一方、必要なのが単純な出退勤打刻だけの場合は、基本料金だけでなく必要なオプションまで含めて他の勤怠管理システムと比較することが重要です。
デジタル化・AI導入補助金2026でバクラク勤怠を導入できる?

バクラク勤怠は、デジタル化・AI導入補助金2026のITツールとして登録されており、通常枠での活用を前提に検討するツールです。
登録されている業務プロセスは、「共P-05 総務・人事・給与・労務」の1プロセスです。
デジタル化・AI導入補助金2026の通常枠では、1種類以上の業務プロセスを保有するソフトウェアが申請対象となります。公式サイトでも「総務・人事・給与・教育訓練・法務・情シス・統合業務」が対象プロセスの一つとして示されています。
一方、インボイス枠(インボイス対応類型)は、インボイス制度に対応した会計・受発注・決済のいずれかの機能を持つソフトウェアが対象です。
バクラク勤怠は勤怠・労務管理を目的とするため、会計・受発注・決済ソフトとして申請するものではありません。したがって、インボイス枠ではなく通常枠での活用を前提に確認することになります。
また、補助金のITツール登録情報上では、生成AI以外のAI技術を用いた機能を搭載するツールとして登録されています。
なお、現在のバクラク勤怠そのものには、就業規則を読み取って有休付与ルールの初期設定案を作成する「AI有休付与ルール設定」や、シフト表を勤務予定データへ変換する「AIシフト変換」など、AIを利用した機能も公式サイトで案内されています。
ここで重要なのは、一般に提供されている製品機能と、補助金上の登録内容は分けて確認することです。
補助対象となるプランや契約期間、対象経費などは登録内容によって異なる場合があります。申請前に、利用するIT導入支援事業者を通じて最新の登録情報を確認してください。
バクラク給与・バクラク人事労務との組み合わせも検討できる
勤怠管理だけでなく、給与計算や従業員情報の管理まで効率化したい企業は、同じバクラクシリーズの「バクラク給与」「バクラク人事労務」と組み合わせる方法もあります。
特に勤怠から給与計算までデータをつなぐことで、勤怠確定後の転記や確認作業を減らせる可能性があります。
ただし、それぞれ機能・料金・補助金上の登録内容が異なるため、必要なサービスをまとめて契約すればよいとは限りません。
バクラク給与・バクラク人事労務については、別記事で詳しく解説します。
▶ 関連記事:バクラク人事労務の機能・料金は?補助金対応までわかりやすく解説
バクラク勤怠についてよくある質問
バクラク勤怠の料金はいくらですか?
2026年9月20日時点では、基本料金は月額300円/ID・税抜です。基本料金だけなら年額3,600円/ID・税抜になります。Slack連携やPCログ記録、工数管理などは追加料金が設定されています。
スマートフォンから打刻できますか?
はい。Webを利用してPC・スマートフォンから打刻できます。Slack、ICカード、GPSによる位置情報を利用した打刻にも対応しています。
Slackを使っていなくても利用できますか?
はい。Slack以外にもWeb、スマートフォン、ICカードなど複数の打刻方法があります。Slack連携は追加オプションとして提供されています。
デジタル化・AI導入補助金2026を利用できますか?
バクラク勤怠は登録ITツールとして通常枠での活用を検討できます。ただし、補助金は申請すれば必ず採択されるものではありません。対象プラン、対象経費、契約期間、申請要件を事前に確認してください。
バクラク勤怠はインボイス枠の対象ですか?
バクラク勤怠は勤怠・労務管理のツールで、会計・受発注・決済ソフトではありません。インボイス枠は会計・受発注・決済機能を持つソフトが対象となるため、バクラク勤怠は通常枠での活用を前提に検討します。
まとめ|機能と料金を確認して自社に合うか判断しよう
バクラク勤怠は、出退勤を記録するだけでなく、打刻漏れへのリマインド、日次・月次の勤怠確認、36協定・残業管理、有休管理など、労務担当者の確認作業まで効率化できるクラウド勤怠管理システムです。
基本料金は2026年9月20日時点で月額300円/ID・税抜。ただし、Slack連携やPCログ、工数管理を利用する場合は追加料金がかかるため、自社に必要な機能を整理してから比較しましょう。
また、デジタル化・AI導入補助金2026では「総務・人事・給与・労務」の業務プロセスに対応する登録ITツールとして、通常枠での導入を検討できます。
補助金を利用する場合は、契約前に対象ツール・対象プラン・対象経費を確認することが重要です。
補助金を使ったバクラク勤怠の導入を検討している方へ
バクラク勤怠をデジタル化・AI導入補助金2026で導入したい場合は、契約前に対象ツール、対象プラン、対象経費、申請条件を確認することが重要です。
「自社は補助金を使えるのか」「どの契約が補助対象になるのか」「バクラク勤怠以外のツールと比較したい」といった場合は、導入前にご相談ください。
※デジタル化・AI導入補助金は採択や補助を保証する制度ではありません。最新の公募要領、ITツール登録情報、事務局およびIT導入支援事業者の案内を確認したうえで申請してください。
