MyASP(マイスピー)は、メール配信を中心に、フォーム、顧客管理、セグメント配信、商品販売などをまとめて運用できるマーケティングツールです。
▶ あわせて読みたい:デジタル化・AI導入補助金とは?対象者や補助額、申請の流れを解説
「メルマガだけでなく顧客管理や販売までつなげたい」「LINEも活用したい」「補助金を使って導入できるか知りたい」という中小企業にとって、比較候補の一つになります。
この記事では、2026年9月20日時点の情報をもとに、MyASPの機能・料金・プランの違いと、デジタル化・AI導入補助金2026での登録内容を解説します。
※料金・機能・補助金制度は変更される場合があります。導入・申請前には最新の公式情報をご確認ください。
MyASP(マイスピー)とは?
MyASPは株式会社ツールラボが提供するマーケティングツールです。
特徴は、単にメールを一斉配信するだけでなく、
- 見込み客をフォームで集める
- 顧客情報を管理する
- メールを自動配信する
- 条件別に情報を届ける
- 商品を販売する
- 購入後のフォローを行う
といった流れを一つの仕組みで管理できることです。
メールマーケティングを軸に、集客から販売、顧客フォローまでをつなげたい企業に向いています。
MyASPの主な機能
メール配信・ステップメール
MyASPの中心となる機能です。
一斉メールに加え、「登録直後」「3日後」「7日後」など、あらかじめ設定したタイミングでメールを自動配信するステップメールを作成できます。
2026年9月20日時点の公式情報では、全プランでメルマガ数(シナリオ数)、読者数、メール配信数が無制限です。ただし、利用規模や配信速度にはプランごとの目安があります。
フォーム・顧客管理・セグメント配信
申込フォームや登録フォームを作成し、取得した情報を顧客データとして管理できます。
さらに、「商品を購入した人」「特定条件に該当する人」などに分けて配信するセグメント配信も可能です。
Excelで顧客リストを管理し、別のメール配信サービスへ転記している企業では、作業をまとめやすくなります。
商品販売・決済
MyASPでは商品販売にも対応しています。
対応する決済サービスと連携することで、申込みから決済、顧客管理、その後のメール配信までをつなげられます。
オンライン講座、コンサルティング、セミナー、会員サービスなどの販売にも活用できます。
LINE・SMS・会員サイト・自社アフィリエイト
ここはプラン選びで注意が必要です。
2026年9月20日時点では、LINE連携配信、SMS配信、会員サイト、アフィリエイトセンターなどは、主にスタンダードプランとマッハプランで利用できます。
「MyASPならすべてのプランでLINEも使える」と考えず、必要な機能が対象プランに含まれているか確認しましょう。

MyASPの料金プランを比較
2026年9月20日時点の公式料金は次のとおりです。
| プラン | 料金 | 主な位置づけ |
|---|---|---|
| ビギナー | 月額3,300円 | メール配信などから小さく始めたい |
| パーソナル | 月額6,600円 | 独自ドメイン環境で運用したい |
| スタンダード | 月額11,000円 | LINE・SMS・会員サイトなども活用したい |
| マッハ | 年額360,000円 | 大規模配信や高速配信を重視したい |
※税込。料金・仕様は変更される場合があります。
パーソナル以上では独自ドメイン環境を利用できます。
また、LINE連携、SMS、会員サイト、自社アフィリエイトなどまで利用したい場合は、スタンダード以上を中心に比較すると分かりやすいでしょう。
なお、LINE公式アカウント、SMS送信、外部決済サービスなどは、MyASP本体とは別に費用が発生する場合があります。
MyASPはどんな会社に向いている?
MyASPは、次のような企業・事業者に向いています。
- メールマーケティングを重視している
- 見込み客と購入者を同じ仕組みで管理したい
- ステップメールで継続的に顧客へ情報を届けたい
- フォーム、顧客管理、販売をまとめたい
- オンライン講座や会員サービスを運営したい
- メールだけでなくLINEも活用したい
- 自社アフィリエイトの仕組みを構築したい
LINE公式アカウントだけを中心に運用する場合は、LINE特化型ツールも含めて比較するのがおすすめです。
MyASPとUTAGE・L Message・Lステップの違い
同じマーケティング領域でも、それぞれ中心となる機能が異なります。
| ツール | 大まかな位置づけ |
|---|---|
| MyASP | メールを軸に顧客管理・配信・販売をつなぐ |
| UTAGE | ファネル・メール・LINE・会員サイト・販売などを一体化 |
| L Message | LINE公式アカウントの運用・自動化を拡張 |
| Lステップ | LINEを中心としたCRM・マーケティングオートメーション |
比較するときは機能数だけを見るのではなく、メールを中心にするのか、LINEを中心にするのか、販売ファネル全体をまとめたいのかを整理することが重要です。
詳細な機能比較は、それぞれの個別記事で確認するとよいでしょう。
MyASPはデジタル化・AI導入補助金2026の登録ITツール
2026年9月20日時点では、MyASPの4プランがデジタル化・AI導入補助金2026のITツールとして登録されています。
代表ITツールNo.は「DL07-0019399」です。
登録価格はビギナープラン32,728円からマッハプラン327,273円までとなっています。
一般向けに表示されている税込料金と、補助金上の登録価格は別に確認する必要があります。
2つの業務プロセスに登録
MyASPは次の2プロセスで登録されています。
- 共P-01「顧客対応・販売支援」
- 共P-02「決済・債権債務・資金回収」
つまり、メール配信だけではなく、顧客対応や販売支援、決済に関わるITツールとして登録されています。
会計ソフトではないがインボイス枠も検討できる
MyASPは会計ソフトではありません。
一方、登録情報上では受発注関連・決済関連のソフトウェアに該当し、インボイス制度対応も「はい」とされています。
そのため、要件を満たす場合は通常枠だけでなく、インボイス枠のうち電子取引類型以外の対応類型も検討できます。
ただし、ITツールとして登録されているからといって、すべての事業者が自動的に補助対象になるわけではありません。対象者、申請枠、契約内容などの確認が必要です。
MyASPはAI機能搭載ツールではない
補助金の登録情報上、MyASPは「AI機能を搭載していない」ITツールです。
制度名が「デジタル化・AI導入補助金」であっても、登録されるすべてのITツールにAI機能が必要という意味ではありません。
MyASPは、顧客対応・販売支援・決済などをデジタル化するITツールとして登録されています。

MyASP導入前に確認したい3つの注意点
必要な機能が対象プランに入っているか
メール、フォーム、顧客管理、商品販売と、LINE、SMS、会員サイトなどでは利用できるプランが異なります。
料金だけでなく、導入後に行いたい業務からプランを選びましょう。
外部サービスの費用も確認する
LINE公式アカウント、SMS、決済サービスなどを利用する場合は別途費用が発生する場合があります。
MyASP本体の料金だけでなく、運用全体の費用で比較することが大切です。
補助金を使う場合は契約前に確認する
補助金を利用する場合は、対象ITツール、対象プラン、IT導入支援事業者、申請枠、契約時期などを確認してください。
交付決定前の契約・発注・支払いなどが対象外となる場合があるため、先に契約せず申請条件を確認することが重要です。
MyASPについてよくある質問
MyASPはメール配信数に上限がありますか?
2026年9月20日時点では、全プランでメルマガ数、読者数、メール配信数は無制限です。ただし、配信速度や推奨される利用規模はプランによって異なります。
ビギナープランでもLINE配信できますか?
公式料金表では、LINE連携配信は主にスタンダードプランとマッハプランの対象です。LINEを利用したい場合は対象プランを確認してください。
MyASPはAIツールですか?
2026年の補助金登録情報上では、AI機能を搭載していないITツールとして登録されています。
MyASPはデジタル化・AI導入補助金2026を利用できますか?
4プランがITツールとして登録されています。ただし、申請者の条件や申請枠、契約内容によって対象可否が異なるため、申請前の確認が必要です。
MyASPとLステップはどう選べばよいですか?
メールを軸に顧客管理や販売までつなげたい場合はMyASP、LINE公式アカウントを中心に顧客管理や配信を行いたい場合はLステップというように、中心となる顧客接点から比較すると分かりやすくなります。
MyASPの補助金活用を検討している方へ
MyASPを導入する場合は、最初に「どの業務を改善したいのか」「メール・LINE・販売・会員サイトのどこまで必要なのか」を整理しておくと、プランを選びやすくなります。
デジタル化・AI導入補助金2026を利用する場合は、登録プラン、対象プロセス、申請枠、契約方法なども事前確認が必要です。MyASPだけでなく、UTAGE・L Message・Lステップなどを含めて比較する方法もあります。
