Google AI ProとGoogle AI Ultraは、Google LLCが提供する上位のAIプランです。
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Geminiの高性能モデルに加え、文章作成、調査、画像・動画生成、GmailやGoogleドキュメントなどでのAI活用に対応しています。
この記事では、中小企業の経営者や情シス担当者向けに、2026年9月20日時点のGoogle公式情報をもとに、Google AI Pro・Ultraの機能や違い、料金の考え方、デジタル化・AI導入補助金2026での登録内容を解説します。
※Google AIの機能、利用上限、提供地域、料金は変更される場合があります。契約時はGoogle公式サイトの最新情報をご確認ください。

Google AI Pro・Ultraとは
Google AI Pro・Ultraは、Geminiを中心としたGoogleのAI機能を、より高い利用上限や追加機能とともに利用できる有料プランです。
Google公式では、Google AI ProにGemini 3.1 ProとDeep Researchへのアクセス拡大、Googleアプリに統合されたGemini、画像・音楽・動画生成モデルへのアクセス拡大などが含まれています。ストレージは5TBです。
Google AI UltraはProの機能に加えて、Geminiの利用上限がProの最大20倍と案内され、Deep Think推論モードなどへの優先アクセスがあります。ストレージは20TB以上です。
Google Workspaceとは別のサービス
Google Workspaceは、Gmail、Googleドライブ、Google Meetなどを組織で利用するグループウェアです。一方、Google AI Pro・UltraはAI機能を中心としたプランです。
Google公式では、Google AIプランに申し込めるのは個人のGoogleアカウントのみと案内しています。Google Workspace利用者には、既存契約向けのGeminiサービスが案内されています。
企業で導入する場合は、現在利用しているGoogleアカウントの契約形態を確認しておきましょう。
Google AI Pro・Ultraの主な機能
Geminiの上位モデルを利用できる
Google AI ProではGemini 3.1 Proへのアクセスが拡大されます。Google AI Ultraでは、さらに高い利用上限とDeep Think推論モードへのアクセスがあります。
長い資料の整理、企画案の検討、複数条件を踏まえた分析などに活用できます。
Deep Researchで調査を効率化できる
Deep Researchは、多数のWebサイトを調査・分析してレポートを作成する機能です。
中小企業では、次のような用途が考えられます。
- 市場調査
- 競合調査
- 商品・サービス比較
- 会議前の情報収集
- 業界動向の整理
Google公式では、数百件のWebサイトをブラウジングして分析し、調査レポートを作成できると説明しています。
文章・画像・動画を生成できる
Google AI Pro・Ultraでは、文章だけでなく、画像、音楽、動画生成モデルも利用できます。UltraはProより高い利用レベルが設定されています。
SNS素材、営業資料のイメージ、動画企画などの制作支援にも活用できます。
Googleアプリの中でもAIを使える
Google公式では、Gmail、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどに統合されたGeminiの利用が案内されています。
普段からGoogleサービスを使っている人にとって、日常業務の中でAIを利用できる点は大きな特徴です。
Google AI ProとUltraの機能・料金を比較
| 比較項目 | Google AI Pro | Google AI Ultra |
|---|---|---|
| Gemini 3.1 Pro | アクセス拡大 | 優先的なアクセス |
| Deep Research | 利用可能 | 優先的なアクセス |
| Deep Think | – | 利用可能 |
| 画像・動画生成 | 利用可能 | より高い利用レベル |
| Googleアプリ内Gemini | 利用可能 | 利用可能 |
| ストレージ | 5TB | 20TB以上 |
| 補助金登録価格 | 年額31,644円・税抜 | 年額397,092円・税抜 |
| ITツールNo. | DL07-0023076 | DL07-0023078 |
Google公式ページでは両プランとも月額プランとして案内されていますが、今回確認した公式ページの取得情報では、日本円の具体的な一般販売価格を確認できませんでした。そのため、本記事では非公式情報から金額を補完していません。
契約前には、Google公式の申込画面で最新の一般販売価格をご確認ください。
中小企業ではどんな業務に使える?
Google AIは、「人が時間をかけて下書き・調査・整理している仕事」から使うと活用しやすいでしょう。
たとえば営業部門では、提案書やメールの下書き、競合調査に利用できます。管理部門では、文書の要約や社内資料の下書き、マーケティング部門ではSNS投稿案や画像・動画制作の補助に使えます。
AI Studio、Google Antigravity、Julesなどの利用枠も提供されているため、開発業務の支援にも活用できます。
ただし、生成AIの回答は必ずしも正しいとは限りません。契約、法務、税務、顧客への正式回答などは、人が最終確認する運用が必要です。
Google AI ProとUltraはどちらを選ぶ?
一般的な文書作成、調査、GoogleアプリでのAI活用から始めるなら、まずProの機能で足りるか確認すると選びやすくなります。
一方、次のような場合はUltraも比較対象になります。
- AIを高頻度で利用する
- 画像・動画生成を多く行う
- Deep Thinkを利用したい
- 開発・制作業務で高い利用上限が必要
上位プランだからという理由だけでUltraを選ぶのではなく、利用する業務と頻度から判断することが重要です。
Google AI Pro・Ultraはデジタル化・AI導入補助金2026の登録ITツール
Google AI Pro・Ultraは、デジタル化・AI導入補助金2026のITツールとして登録されています。
Google AI Pro
- ITツールNo.:DL07-0023076
- 登録価格:31,644円
- 税抜・年額
- 登録プロセス:汎P-07「汎用・自動化・分析ツール」
- 登録プロセス数:1
- 生成AIを用いた機能を搭載したツール
Google AI Ultra
- ITツールNo.:DL07-0023078
- 登録価格:397,092円
- 税抜・年額
- 登録プロセス:汎P-07「汎用・自動化・分析ツール」
- 登録プロセス数:1
- 生成AIを用いた機能を搭載したツール
一般販売価格と補助金上の登録価格は分けて確認してください。

汎P-07で登録されている場合の注意点
Google AI Pro・Ultraは、会計・受発注・決済の機能を持つITツールとして登録されているわけではありません。そのため、インボイス対応類型ではなく、通常枠での活用を前提に検討します。
ただし、通常枠では汎P-07だけを保有するITツールを単独で交付申請することはできません。1種類以上の業務プロセスを持つソフトウェアと組み合わせる必要があります。
また、1つのソフトウェアについて、業務プロセスと汎用プロセスを同時に選択することはできません。
つまり、「Google AI Proが汎P-07で1プロセス登録されているから、Google AI Proだけで通常枠を申請できる」という意味ではありません。
補助金を利用する場合は、申請全体で要件を満たすITツール構成になっているかを、IT導入支援事業者と確認してください。
Google Workspaceとの違い
同じ汎P-07で登録されているGoogle WorkspaceとGoogle AIでは、主な役割が異なります。
| Google AI Pro・Ultra | Google Workspace | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 生成AIの活用 | グループウェア・業務基盤 |
| 主な用途 | 文章・調査・画像・動画・AI支援 | メール・ファイル共有・共同作業など |
| 詳細 | 本記事 | 別記事で解説 |
「AIを使いたい」のか、「社内の業務基盤を整えたい」のかで選択肢が変わります。
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導入前に確認しておきたいこと
会社で導入する前に、次の点を整理しておきましょう。
- Googleアカウントの契約形態
- 利用する従業員
- AIを使う業務
- 個人情報や機密情報の入力ルール
- AIの回答を確認する担当者
- 補助金登録プランと登録価格
- 通常枠の要件を満たすITツール構成
AIを導入するだけでなく、「何をAIに任せ、人がどこを確認するか」まで決めておくことが重要です。
Google AI Pro・Ultraについてよくある質問
Google AI ProとUltraの一番大きな違いは?
UltraはProより利用上限が高く、Deep Thinkなど一部の高度な機能も利用できます。一般的な業務利用ならPro、高頻度利用や高度なAI活用ではUltraも比較するとよいでしょう。
Google AI Proでも画像や動画を作れますか?
はい。Google公式では、Proでも画像・音楽・動画生成モデルへのアクセス拡大が案内されています。
Google Workspaceを契約していればGoogle AI Proを使えますか?
Google公式では、Google AIプランへの申込みは個人Googleアカウント向けです。Workspace利用者は、Workspace向けのGeminiサービスを確認してください。
Google AI Pro・Ultraだけで通常枠を申請できますか?
汎P-07だけを保有するITツールは単独では交付申請できません。業務プロセスを持つソフトウェアとの組み合わせが必要です。
補助金に登録されていれば必ず補助されますか?
いいえ。ITツール登録は採択や交付を保証するものではありません。申請者の要件や申請内容なども審査されます。
Google AI Pro・Ultraの補助金活用を検討している方へ
Google AI Pro・Ultraは、文章作成や調査だけでなく、画像・動画生成やGoogleアプリ内でのAI活用まで対応する幅広いAIプランです。
一方、補助金では汎P-07として登録されているため、Google AI単体で通常枠を申請できるわけではありません。自社の業務に合うプランと、申請全体のITツール構成をあわせて確認することが重要です。
「ProとUltraのどちらが合うのか」「どのITツールと組み合わせれば通常枠の要件を満たせるのか」を整理したい場合は、申請前にご相談ください。
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